豪華客船で働く？インバウンド対応？
鍼灸師のための英語と海外キャリアの選択肢
English-powered career paths for Licensed Acupuncturists
鍼灸師としての働き方は、いま国内にとどまらず世界へ広がっています。インバウンド需要の拡大、海外での日本鍼灸への注目、そして豪華客船で働く「クルーズ鍼灸師」というユニークな道まで。
そのすべてに共通して求められるのが 英語力。施術の説明、症状の聞き取り、同意書のやり取りなど、患者との信頼関係を築くために正確な言葉が欠かせません。本記事では、海外を見据えて選べる３つの働き方と、準備に役立つ英語リソースを紹介します。
鍼灸師の働き方の選択肢３つ
国内でインバウンド対応
日本を訪れる外国人旅行者や在住外国人に施術を提供する働き方。観光都市では需要が拡大中で、英語問診票や説明シートの整備だけでも大きな差別化に。
- 観光都市・国際イベントでの需要
- 英語での症状聴取・説明が即戦力
- 英語問診票・同意書で安心感を提供
Tip：shoulder stiffness（肩こり）period pain（生理痛）など、頻出ワードをまず押さえると現場で強いです。
海外で日本の鍼灸師免許を活かす
国や地域によっては、日本の資格をベースに就労できるケースも。海外スパやクリニックでの採用例があり、語学力＋国内臨床経験が評価されます。
- 海外スパ・クリニックでの採用事例
- ワーホリ／留学を活用して挑戦
- 臨床経験の可視化（症例・実績）が鍵
豪華客船で「クルーズ鍼灸師」
世界を巡る豪華客船内のスパで施術。お客様は欧米中心のため英語でのカウンセリングやセルフケア指導、セールスコミュニケーションが求められます。
- 世界を旅しながら働ける
- 英語での説明・販売トークが必須
- グローバルキャリアの第一歩に
採用は OneSpaWorld LLC.（日本唯一の公式エージェント）経由が一般的です。
英語学習リソース３選
The English Village（イギリス英語スクール）
イギリス英語に特化した英会話スクール。丁寧な発音・語彙に触れたい方、英国圏の就労や顧客対応を視野に入れる鍼灸師に相性良し。
公式ブログを見る ↗セラピストイングリッシュ（医療専門オンライン英会話）
鍼灸師・セラピスト向けに特化。施術説明や同意取得など、現場で使える医療英語をオンラインで学べます。国内にいながら海外就労の準備が可能。
詳細を見る（オンライン） ↗HLCA（フィリピン・セブ島の医療英語学校）
医療専門の語学学校。医師・看護師・理学療法士など医療従事者の受講が多く、実践的な医療英語に浸れる環境。
編集後記：筆者は鍼灸師資格取得前にセブで短期留学を経験。明るくフレンドリーな雰囲気で、英語の“心のバリア”が外れやすいのを実感しました。初留学にもおすすめ。
HLCA公式サイト ↗まとめ：キャリアの広がりは「英語」から
海外キャリアを目指す鍼灸師の道は大きく３つ。① インバウンド対応／② 海外就労／③ クルーズ鍼灸師。どの道でも英語で施術を伝える力は必須です。
オンライン英会話・現地留学・専門スクールを活用して、今日から１フレーズずつ前進していきましょう。
まずは基礎から！オンライン英会話３選
「いきなり医療英語はハードルが高い…」という方は、まず基礎会話で英語に慣れることから始めてみましょう。
鍼灸師として海外を目指すなら、まず日常会話で抵抗をなくしておくのがおすすめです。
ネイティブキャンプ
予約不要＆レッスン回数無制限。すきま時間に気軽に英語に触れたい人にぴったりです。
ネイティブキャンプ ↗
キャンブリー（Cambly）
ネイティブ講師とマンツーマン。世界中の講師とつながれるため、本場の発音や表現をリアルに学べます。
Cambly（キャンブリー） ↗
レアジョブ英会話
フィリピン人講師中心で価格が手ごろ。毎日の習慣に組み込みたい方におすすめです。
レアジョブ英会話 ↗
